1945
栃木食糧品工業有限会社を創業
12月19日、栃木食糧品工業有限会社を設立(資本金19万円)。農林省(現・農林水産省)指定製粉工場を経営。さらに鉄道弘済会食品工場として宇都宮市中河原に冷菓工場を設置しアイスキャンディー事業を行っていた。
1951
本格的にアイスクリームの製造を開始
厚生省令第58号により、乳製品の製造施設が栃木県下唯一の許可工場となる。アイスクリームの本格的な製造を開始した。
1952
多角化の第一歩を踏み出す
製粉事業から製菓・製パン業へと転換し、日光せんべいなどの新商品の開発に務めた。アイスクリーム部門では多数の駅への納入に注力した。
1954
外食事業のルーツとなる
「そば」の販売を開始
「そば」の販売を開始
鉄道弘済会が高崎駅構内で「そば」の販売を開始。それに伴い「そば」の納入を始めた。
1962
アイスクリームの増産体制を構築
アイスクリームの販路が拡大し、増産体制が求められるなか、アイスクリーム製造工場として下栗工場を建設。アイスクリームメーカーとしての基盤を確立させた。
1963
フタバ食品株式会社誕生
双葉食品興業株式会社と合併し、新社名をフタバ食品株式会社とする。
1966
山形工場を新設
缶詰や漬物類を製造する山形工場を新設。1968年にアイスクリーム類を生産する工場へと転換した。
1970
工場の合理化を図り
複数品目の製造を開始
複数品目の製造を開始
創業時に建設した木造の中河原工場を、鉄骨造・2階建ての工場として新築。1階でアイスクリーム、2階で中華まんじゅうを製造し、合理化を図った。
1972
北海食品株式会社を設立
北海道の拠点として、主にスイートコーンやカボチャの冷凍食品を製造する会社を設立。
1973
上河内サービスエリア店をオープン
東北自動車道上河内サービスエリア店(下り線/栃木県宇都宮市)をオープンし、「フタバハイウェイレストラン」や売店も併設。
1974
女満別食品株式会社を設立
北海道第2の拠点として北海道網走郡に女満別食品株式会社を設立。冷凍コロッケなどの冷凍食品を製造する工場を新設。量販店のプライベートブランド商品の製造も行った。
1976
新社屋に移転
本社を宇都宮市宿郷から、同市一条の新社屋に移転。当時の従業員は約1,100名に及んだ。
1977
イタリアレストランの1号店をオープン
ファストフード店やファミリーレストランが台頭するなか、当社が立ち上げた本格イタリアレストラン「サンフォルテ」
1980
アメリカの製造機器を導入
アメリカから最新のアイスクリーム製造機「グレーシャーマシーン」を導入。1985年に製造・発売した「グーグークラスター」がヒット商品となった。
1996
レストランエムロードをオープン
済生会宇都宮病院内にレストランエムロードをオープンした。
2002
衛生管理に注力し、HACCPを取得
食品の衛生管理や品質管理に対する要求が高まるなか、生産体制の見直しを図り、喜連川工場においてHACCP(総合衛生管理製造過程認証)を取得。
2003
栃木県フロンティア企業認証を取得
栃木県からものづくりを代表する企業としてフロンティア企業認証を受ける。
2010
ISO22000の認証を取得
より徹底した品質管理が求められるなか、食の安全の実証と継続的な改善による安全水準のレベルアップを目的に、本社、下栗工場、喜連川工場、関西工場、マロングラッセ事業担当において、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO22000の認証を取得。
2011
餃子の専門店をオープン
新たな事業として餃子を製造し、サービスエリアの売店で販売を開始。宇都宮の餃子ブームと合わせ、餃子専門店「豚嘻嘻(とんきっき)」をオープン。地産地消を目的に、栃木県産の食材を使用している。
2013
本格的に海外進出をスタート
栃木県やジェトロ(独立行政法人日本貿易振興機構)等が開催する展示会にアイスを出展。本格的に海外輸出を開始した。
2014
常磐自動車道東海パーキングエリア店を
オープン
オープン
常磐自動車道東海パーキングエリア店(下り線/茨城県東海村)フードコート、ショッピングコーナーがオープンした。
2017
系列会社 東北食品株式会社に
アイス工場新設
アイス工場新設
アイスクリームの増産体制を図るため、系列会社の東北食品株式会社にアイスクリーム工場を新設した。
2023
再生可能エネルギー電力の使用開始
再生可能エネルギー電力「とちぎふるさと電気」を下栗工場と喜連川工場で、「ミライズGreenでんき」を関西工場で使用開始。
2023
SDGsへの取り組み
マイクロプラスチックの海洋汚染問題が叫ばれるなか、SDGsへの取り組みの一つとして実施している清掃活動「クリーンキャラバン」。環境問題を考えるきっかけにすることを目的に、社員と地域の子どもたちが一緒に川や海などでゴミ拾いを行っている。
2024
サクレの日を記念日登録
人気商品〈サクレ〉シリーズにちなんで3月9日を「サクレの日」として登録。「サ(3)ク(9)レ」の語呂合わせと、2024年が同シリーズの発売39周年となるのを記念し、一般社団法人日本記念日協会に申請し、承認された。
2025
創業80周年
80周年ロゴのコンセプトは「フタバが挑む躍動する未来」。新しい葉が「80」の数字とともに躍動するデザインで、フタバ食品が確かなビジョンのもと未来に挑む姿を演出。
1957
九尾弁当の製造・販売を開始
黒磯駅で発売を開始。黒磯が「金毛九尾の狐」の伝説で有名な那須野ヶ原への入口の駅であったことから、商品名に「九尾」を取り入れた。「九尾寿司」「九尾釜めし」などが人気を博した(フードサービス部の始まり)
1963
中華まんじゅうの製造・販売を開始
大阪で販売されていた豚まんに発想を得て製造を開始。販売に必要となるスチーマーも開発した。
1972
高品質アイスクリームを開発
高品質で本格的なアイスクリームの美味しさを知ってほしいという想いで開発。容量は少なかったが低価格で販売し、消費者から強い支持を受け、フタバ食品のイメージを一変させた。
1972
マロングラッセの製造・販売を開始
下栗工場の敷地内にマロングラッセ工場を新設し、製造・販売を開始した。イタリアから輸入した栗を用いて、自社開発の機械で製造し、洋菓子メーカーや洋菓子店などに販売していった。
1973
ヒット商品「ニューゴールド」が誕生
発売以来好評を博していたゴールドアイスの改良版として発売しヒット商品となった。中身の練乳も自社で製造。アイスクリームの素晴らしさを社会に認知させた。
1978
「デリシャス」の販売を開始
花束のような果汁入りミニアイスキャンディー。いちご・パイン・オレンジ・メロン・グレープの5本入り。
1978
「3色トリノ」を発売
チョコ・バナナ・いちごの3つの味が一度に楽しめる、30円シリーズのアイス。
1980
「エルコーン」を発売
メロンとバニラ味のシャーベットが、マーブル状にコーンに充填された、50円シリーズのアイス。エルはラージの意味。
1981
当たりくじ付きのアイスを発売
当たりくじに「1本当たり」「2本当たり」「3本当たり」があり、当たり方に差をつけ人気を博した、50円シリーズのアイス「ワンツースリー」
1982
「ふる里シリーズ」の第一弾を発売
栗あんを使い、東北地区で秋に売れるアイスバーとして「里のくり」を開発。販売好調で全国展開となった。「ふる里シリーズ」の第一弾。
1983
現在まで続く
ロングセラーの販売を開始
ロングセラーの販売を開始
里のくりのモナカタイプとして開発した「里もなか」。発売当初は栗型ではなく丸型だった。幅広い世代に支持され、現在まで続くロングセラー商品。
1985
「サクレレモン」の販売を開始
サクサクとした食感やスライスレモンのインパクト、すっぱさとシロップの甘さの絶妙な味わいなどが特徴のかき氷。フタバ食品を代表するロングセラー商品。
1985
テレビCMで人気が出た
「グーグークラスター」を発売
「グーグークラスター」を発売
アメリカのファンタジー社と提携し、自社商品として製造・販売を開始。テレビCMを実施するなか爆発的な人気商品になり、量販店への進出の足掛かりとなった。
1993
地産地消を目的に
「いちごは栃木の女峰です。」を発売
「いちごは栃木の女峰です。」を発売
栃木の女峰を使用した苺シャーベットとバニラアイスをマーブル状にしたアイスバー。地産地消を目的に開発した商品。
1998
「ふんわりかき氷いちご・メロン」を発売
フタバ食品独自の技術で、ふんわりサラサラの新食感にこだわったかき氷「ふんわりかき氷いちご・メロン」を開発。
2001
「夕張メロン&熊本メロン」を発売
1箱で夕張メロン(赤肉メロン)と熊本メロン(青肉メロン)が楽しめるシャーベットアイス。
2003
「特デカチョコバー」を発売
大きくて、安くて、おいしい!といった三拍子そろった定番チョコバニラのアイスバー。
2004
「ダンディー」を発売
男性をターゲットにした、食べ応え抜群の大容量な濃厚チョコモナカ。
2006
「特盛アイス」を発売
410mlの特盛どんぶりカップアイス(バニラ・チョコ・イチゴの3種盛)。チョコソースをアクセントとして充填している。
2009
「チョコバナナ マルチ」を発売
お祭りの屋台で人気のチョコバナナを、まるで本物のように表現したアイス。
2010
「レモン牛乳カップ」を発売
地産地消を目的に開発した、栃木伝統のソウルドリンク「関東・栃木レモン」を使用したカップアイス。
2010
「復刻 3色トリノ」が登場
1990年に一度製造・販売を終了した「3色トリノ」をお客様の強い要望により復刻。
2016
季節シリーズ第一弾
「ぶどうの季節 巨峰&マスカット」
の販売を開始
「ぶどうの季節 巨峰&マスカット」
の販売を開始
季節シリーズの販売を開始。第一弾は、濃厚でジューシーな味わいの「巨峰」と、爽やかですっきりとした味わいの「マスカット」と、1箱で2種類のぶどうを味わうことができる、なめらか食感のアイスバー。
2020
「ダンディーバニラ」が登場
ホワイトクランチチョコとバニラアイスを組み合わせたモナカアイス「ダンディーバニラ」が登場。ダンディーチョコレートとバニラの2品体制になった。
2021
「サクレレモンバー マルチ」が登場
サクレレモンのサクサクな食感やレモンの爽やかさを表現したマルチアイスバー。家族みんなで分け合って楽しむことができる。
2022
「ダンディー」初のマルチタイプを発売
ダンディー初のマルチタイプが登場。ちょっと食べたい時に丁度よい食べきりサイズ。
2024
サクレ濃いシリーズ第一弾が登場
気温が低くなっても満足していただけるよう、濃く仕上げた秋冬向けの「サクレ濃いみかん」が登場。
2025
「サクレピンクミックス」を発売予定
2024年に「サクレ」シリーズの発売39周年を記念して、「サクレ 新フレーバー総選挙」を実施。XとWEBからの投票を集計した結果、「ピンクミックス」が第1位となり、2025年の新フレーバーに決定。